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自分の勤務する某私立大学の様子を素材に、アラフォー世代教員の立場から、最近の大学改革の動向や大学教育の在り方について考察するブログ。不定期更新、こちらからの一方的な情報発信のみ。


by gogo0618

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ようやく私の勤務校の上層部も、「これ以上、個々の教員に無理な負担をかけていると、大学の活性化にはつながらない」ということに気づいたようで、今後、カリキュラム改革などを通じて、個々の教員の負担減などにつとめていく方向に動き始めたようである。
それはそれで、基本的にはまちがっていないと私は思う。

しかし、である。
カリキュラム改革をあらためて今からするということは、そのためにまた準備会合が何度か開かれる。
その準備会合の結果をふまえて、あらたなカリキュラム原案を組む。
それを学内の諸手続きをふまえて、全学の方針にする。
全学の方針ができれば、今度は文部科学省に申請または届出をする。
それと同時並行で、新カリキュラムに変更した旨の入試広報関係の取組みを強化する必要がでてくる。
そして、旧カリキュラムと新カリキュラムの両方の学生がいる間の移行措置や、その間の調整作業の仕事がいろいろ出てくる。

という具合に、何かひとつ問題点を改善しようとすると、次々にやるべき仕事が増えてくる。
また、あまりモノを考えずに導入した改革案の問題点を改善しようとする作業が、次の問題点を生み出し、負担を増やしていくことになりかねない。
そして、改革に継ぐ改革のなかで、だんだん教員が「改革疲れ」とでもいうべき疲弊状態に陥り、大学の活力はますます衰えていくことになる。

それにしても、こういう大学運営をやらざるをえない環境を作ったのは誰なのか?
大学上層部としても、こんな運営、どこまで本気でやりたいと思っているのだろうか。
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by gogo0618 | 2007-05-27 20:28 | 私の意見
昨日、私の今年度の給料について、本俸や諸手当、住民税や所得税の額、共済組合の掛け金などを含め、自分で計算してみた。
毎月の自動積立貯金の額があるのと、税源委譲の関係で住民税の額が変わるのとで、結果的には今年度の昇給があっても、昨年度となにも変わらないということがわかった。
しかし、昨年度と比べて、今年度は担当科目も学内業務もまた増えた。
とすれば、実質的に給料目減り、労働強化の傾向といわざるを得ない。
うちの大学は、教員の場合、年功序列制の基本給部分が確か7~8割くらいに、諸手当などの職務に応じた部分が2~3割という形での給与体系だが、これだと30代くらいの若い層の教員ほど、いろいろ仕事をやらされているわりには給与が少ないという形になる。
これでせめて休暇が自由に取れるとか、なんらかのメリットがあればまだ許せる。
しかし、学内業務も担当科目も増えれば、休みたいと思っても休めないし、グチも言ってられない。
かといって、私は年配の教員の給料を削れ、ということをいうつもりもない。それをいうと、先々自分たちのクビをしめていく。自分たちだって勤続し続ければいつか年配の教員になるのだから、そういうことはあまり言いたくない。
しかし、私の同僚教員、特に同世代教員のなかには、露骨に「働かない年配教員を辞めさせろ」とぼやいている人もいる。一方で「そういうなよ」と彼らにいいつつ、「気持ちはわからなくもない」と思う自分がいる。
こういう不均衡が学内的に累積されていることを、大学経営陣や年配の教員はどう考えているのだろうか。
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by gogo0618 | 2007-05-18 10:58 | 私の意見

きちんと雇用条件を守れ

大学の経営者は、きちんと教員の雇用条件を守れ。それは専任・非常勤を問わず。

ある意味、このブログで私がくりかえし訴えていることは、そのことにつきると思います。
たとえば、ある大学では「最低週3コマ、平均週5コマ」が専任教員の授業負担の基準であるならば、その大学で週9コマとか10コマを負担している教員が何人もいて、ようやくカリキュラムがまわることが常態化していれば、それはそういう条件で教員を働かせているほうがおかしいでしょう。
あるいは、何らかの分野での仕事に限定して採用したはずの教員に、追加で他の業務をさせるのであれば、それ相応の手当を支給するなり、他の学内業務を軽減するなどの配慮をするべきでしょう。
あれもこれも、学内でのいろんな仕事をある特定のできる教員にやらせて、人件費をけちって経営を維持するのは、短期的には大学として得策かもしれませんが、長期的に見たら「よく仕事をする人をすりつぶす速度をはやめているだけ」でしかありません。
非常勤の人にしたって同じで、カリキュラムをひんぱんに変えるようなことをしていれば、非常勤のかけもちで食いつないでいる人は、生活が脅かされてしまいます。
やっぱり、きちんとしたスジをとおして、「そのときそのときの便利づかい」ではない形で、非常勤の人たちの雇用条件を守るための工夫を、各大学の経営陣はするべきでしょう。
なんか、こういう「教員を大事にしない経営」がこのごろ、あちこちの大学の話として見聞きするので、正直、「このままでいいのか?」と思います。
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by gogo0618 | 2007-05-16 11:29 | 私の意見