自分の勤務する某私立大学の様子を素材に、アラフォー世代教員の立場から、最近の大学改革の動向や大学教育の在り方について考察するブログ。不定期更新、こちらからの一方的な情報発信のみ。


by gogo0618

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先日、ちょっとわけあって社会福祉学系、それもソーシャルワーク論系の研究者と交流する機会があった。それで、そのときに、ソーシャルワークがめざすべきものについて、次のようなことが言われていることを知った。

「人権と社会正義は、ソーシャルワークの活動に対し、これを動機づけ、正当化する根拠を与える。ソーシャルワーク専門職は、不利益を被っている人びとと連帯して、貧困を軽減することに努め、また、傷つきやすく抑圧されている人びとを解放して社会的包含(ソーシャル・インクルージョン)を促進するように努力する。」
(国際ソーシャルワーカー連盟の「ソーシャルワークの定義」より)

これを読んで、ふと、思ったことがある。

もしも社会福祉学系の大学・大学院、すなわち、ソーシャルワークの専門職養成を行っている大学・大学院において、たとえば、専任(任期つき採用者含む)の教職員が大学当局のあり方に対して異議申し立ての声をあげられない状態にあったり、あるいは、非正規雇用の形で採用されている教職員が理不尽な形で雇用を打ち切られたりしていたら、その大学のほかの教職員などは、大学当局に対して立ち上がってくれるのだろうか?

こういうときに誰かが立ち上がって、不利益を被っている教職員とともに、大学当局に「おかしい」とものが言えるのであれば、そこで行われているソーシャルワークの専門職養成は「ホンモノ」と言えるだろう。
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by gogo0618 | 2008-07-14 21:36